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BEAUJOLAIS NOUVEAU ROBERT DE VILLIERS

2002年のボジョレーだ。
基本的にワインは飲まないので(飲まれるから)恐らく誰かが打ちに持ってきて飲んだものだろう。
ちなみに会社に入るまでワインに興味が無かったので"ボジョレー解禁"の意味がいまいちよく分からず生きてきた。
ワインやお酒に興味が無い人は多分そんな人もいるのではないだろうか。
この際ボジョレーについて調べてしまう。というのがいつものパターン。

ボジョレー・ヌーヴォー】
季節の到来を告げる、ボジョレー・ヌーヴォー。
ワイン愛好家にとって、1年で最大のイベントでもある
フランスの法律で毎年11月第3木曜日に世界同日解禁となる。
日本のようにフランスから遠く離れ、時差の関係でこの第3木曜日が1日早くなる国へは、特別に(フランスよりも)1日早い出荷が許されている。
ボジョレー地区は、フランスのブルゴーニュ地方の南にあり、ガメイ種という葡萄から造られる、フルーティーで若々しく、柔らかなAOCワイン。
季節の楽しみとして、毎年世界中のワイン好きが待ちわびるヌーヴォーは美味しさを最大限に引き出すために、マセラシオン・カルボニック醸造法を駆使して造られる。
軽快で渋みがほとんど無くやさしい口当たりで、はじめてでも飲みやすいワイン。

日本とフランスの時差は約8時間。
結局日本人の方が本場フランスより8時間も早くヌーヴォーを味わえてしまうというなんとも変なルールだ。
そもそも誰がそんなルールを?
"解禁"なんてなんだか大げさだな。ってことでまた調べてみる

ボジョレー・ヌーヴォー解禁】
原産国のフランスでその日、今年に収穫した葡萄で造ったワインを初めておろして、一年の労働の成果を喜び合おう。
「その年もよいブドウに恵まれた事を感謝して、いち早くワインにして飲もう祭」が開催され、それからなんでかそれに添った法律が出来た。
ちなみにヌーヴォーは「新酒」という意味

ということらしい。
うーん。確かにフランス人にとってはお祭りだな。
でも、そんな深い意味を知ってボジョレーの解禁を祝って飲んでる人はどれくらいいるのだろう・・?
もっと感慨深く飲まなきゃもったいないものなんじゃないの?
とあまりワイン好きではないのでよく分からないがうまい酒ほど造る人の苦労は多いのはよく分かっているつもり。
特に日本人は祭りや流行に弱い人種なので意味無く騒ぐやつらが多いと思うんだな。
本当にワインが好きで、ボジョレーを楽しみに一年待っている人に失礼だぞ。
と思うのであった。
今年の2005年の解禁日は11月17日はそういった気持ちでワインを頂こう。