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大学卒業旅行(イタリア・フランス)10日目

今日は1週間いたアバウトな国、イタリアをとうとう旅立つ。
色々な思いに浸りたいところだが、昨日の流れで仮眠(30分)をとって起きた横にはそんな事を微塵にも感じさせない、もっちゃんと、ヒゴッチ、藍ちゃん、弥生ちゃんの未だじゃれあっている4人の姿があった。

まだ外は暗い、それもそのはず朝の4時だ。俺が汚くしたんじゃないぞと思いながらも枕にチップを置く。

イタリアの朝は結構いける。ホテルの場所が良かった事も助けて、朝日が出てくると共に周りの古い建物が光に照らされ炙り出される。

ツアー全員がバスに乗った事を確認してローマのフィウミチーノ空港へ。

7:40ローマ発のアリタリア航空だ。席は今回バラバラ。隣は話した事ない人だったが、ちょこっと話す。それにしても昨日?今日のせいか非常に眠い。

ハードカバーの"吉井和哉の丸秘おセンチ日記"を読んでいたが気が着いたら熟睡していたようだ。斜め前にい座っていた華ちゃんに「凄いまじめな本読んでるのかと思った」と言われる・・・。これ俺にとっては十分ためになる本なんですけど・・・・。と心の中で叫ぶ。

アリタリアの機内食はどうも俺には向かない。フランスパンちっくなやつは結構いける!ただ他のおかずが・・・マズイ。ここ1週間パン生活そろそろ米が食いたくなってきたのが正直なところ。

そんな事をしているうちにボンジュール!フランス&パリ!10時頃無事シャルル・ド・ゴール空港へ。

空港からはバスでホテルへ。って言ってもまだ12時。流石にローマ−パリ間は時差はない。

カードキーにプログラムが入っていないというハプニングがありつつもパリもかなり良いホテル、ノボテル・パリ・バニョレ。

今日明日のパリでこの旅行も最後だ。

午後からバスに乗ってパリの町をぐるりとめぐる市内観光。バスガイドはガイドの仕方がちょっと鼻につくおばちゃん。あんた、若もんガイドには向かないね。秋目漱石?お嬢ちゃん?俺よりさぶいよ。俺よりさむすぎて悔しいよ。

最悪なのは天気。ここに来て雨に降られるとは。しかも風邪つよっ!まぁーここまで晴れ続きだったのが不思議なくらいか?

パリ観光の最大ポイントでディズニーでも知られるノートルダム寺院でバスを降り大聖堂内を見学する。13世紀物のRoseと言われる丸いステンドグラスが1枚だけ残っている。俺には後で復元したものと区別がつかない。全部一緒に見えるがきっと違うんだって言い聞かせていた。

近くの店で40F程でガーゴイルがの置物が売っていたので弟へ嫌がらせで買って行ってやろうとしたが、どうせ後で買えると思い、雨に濡れるのを避けるようにバスへ走った。

その後、エッフェル塔とシャイヨー宮で挟まれるイエナ橋付近で健吾と写真。結構雨ふってんなー。

バスは指定店で止まり、一時解散。理達は早速オルセー美術館へ行った。俺と武内と雨と言う事もあってそのままバスに乗ってホテルへ。

それにしても大勢いて急に2人になると外も雨だし何しようか困る。2人でホテルの中を探索。と言ってもロービーを1回り、2回り。そりゃ幾ら回ったって景色が変わるはずもなく、ソファーでだべって時間を潰した。

明日は晴れると良いなー。

パリ
【あ】

エッフェル塔

エッフェル塔はパリ観光の目玉的存在。
1889年のパリ万博記念にギュスタヴ・エッフェルにより建設された。
展望台は第1が57メートル、第2が115メートル、第3が274メートル。
第3展望台からの眺望は、パリ市内、60〜70キロ先まで望める。

【か】
・凱旋門
ドゴール広場(旧エトワル広場)に立つ凱旋門を中心に、シャンゼリゼ大通りはじめ、12本の大通りが放射状に伸びるパリ中心地区。
1836年ナポレオンの数々の勝利を賛し、シャルルドゴール広場に完成した高さ約50R0DY、幅45メートルの世界最大の凱旋門。
柱脚の彫刻の内リュード作「ラ・マルセイエーズ」は有名。

・コンコルド広場

シャンゼリゼ大通り東端の約7万5000平方メートルの広場。中央に立つオベリスクが浮かび上がる夜景は美しい。

18世紀後半“ルイ15世広場”として完成。フランス革命後は“大革命広場”と呼ばれ、ここに設けたギロチンで、ルイ16世、王妃マリー・アントワネット、ダントン、ロベスピエール等1343名が処刑された。その後現在のコンコルド広場となった。中央の23メートルのオベリスクはエジプトから贈られたものでもと、ルクソールのテーベ、ラムセス2世の神殿の1対の1つ。両脇に噴水もある。広場隅にはフランス8都市を象徴する像が立つ。青銅色の1対の像はマルリの馬。近くのコンコルド橋の石材の一部は取り壊したバスチィーユ牢獄の石。

【さ】

・シャイヨウ宮

セーヌ川を挟んでエッフェル塔と相対するシャイヨウ宮はトロカデロ広場を後背に中央テラスを挟んで両翼に大きく広がる建物。

シャンゼリゼ大通り

凱旋門からコンコルド広場までの1880メートルの道路。

プラタナスやマロニエの並木が美しく、カフェ%テラスもあって花のパリを代表する通り。途中地下の駅が3つある。

凱旋門から1000=[トル程は各航空会社や香水等の高級店、レストランなどが並ぶ。ロン%ポワンを過ぎると緑豊な公園のような散歩道となる。

シテ島

セーヌ川の中の小さな島シテはパリ中心。古くから河岸運輸と南北の陸路が交差する交通の要衝だった。現在でもノートルダム大聖堂前広場中央に、フランス各地への道路元標がある。パリ観光最大ポイント

紀元前3世紀頃にはじまるシテ島の歴史は、数々の変遷を経た後、19世紀にオスマンの都市計画で現在見る公的色彩の濃いものとなった。ノートルダムをはじめ名所旧跡も多い。

【た】

・チュイルリ公園

16世紀中ごろの庭園だが、17世紀にヴェルサイユ庭園を造ったル%ノートルによりフランス式庭園に改造された。宮殿はフランス革命の際、焼失した。ルーブル宮殿寄り芝生中央に立つ高さ15メートルのカル−ゼルの凱旋門からの眺望もいい。

【な】

ノートルダム大聖堂

“パリの心”と言われるフランス・ゴシック建築の代表的大聖堂。1163年から約250年かけて完成、1864年現在の姿に修復された。堂内は奥行き130メートル幅48メートル高さ35メートル、座席5000を含め9000名収容。内部から見える正面と南北に直径約10メートルのバラ窓(Rose)と言われる丸いステンドグラスがあるがブルーを基調する北側Roseは13世紀の傑作。オルガンは1730年据付けで、パイプオルガンとしてはフランス最大。

【ら】

ルーブル美術館

フランス歴代の王により増%改築されたルーブル宮殿はパリ最大の建築物。ここに30万点余りの美術品・調度品を集め世界最大の美術%博物館とした。セーヌ川対岸のオルセ美術館と共に大ルーブル美術館と呼ばれる。中庭の巨大なガラス・ピラミッドが入り口で、地下ナポレオン・ホールが受付

12世紀に現在の四角の王宮付近に城砦があったのを16世紀フランソワ1世が居城として以来、歴代の王が増%改築を繰り返して現在の形となった。ルーブル美術館は3つの建物(翼と呼ばれる)に分れている。全館廊下の長さだけで総延長7キロ以上あり、全部を短時間でみるのは不可能。