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ベビースイミングのメリット・デメリット

ベビースイミングについてあまり知識を入れないまま、自分が小さいときに金槌だっため、子どもが水なれができれば良いと思いスクールに入れた。
自分はスクールに通ったのが小学生高学年だったとお思う。
体育の水泳の時間がイヤでイヤで。
克服するためにスクールに通い、自分よりも年下のチビどもに負けるのが嫌で必死に頑張った。
気がついたら、1級を合格その先のAコース、Bコースとメドレー、地区内の選手で出るほどまでになった。
瀬戸内海3キロ遠泳大会にも参加し、無事3キロ完泳。

そんなこんなで、習い事と言うよりは、いざという時の身を守るスキルにもなるし。とにかく水嫌いにならないで欲しいと思う。
そんなところから、改めてベビースイミングについて調べてみたら色々勉強になったので残しておく。



ベビースイミングのメリット

1.水をこわがらなくなり、水の事故から自分を守ることができるようになる
2.母と子が一緒に水に入るので、スキンシップが一層深まる
3.母親同士のつき合いが始まり、新しい友好関係ができる
4.これがきっかけで、生涯スポーツの基礎となる


デメリット
1.水を飲んでしまい、血液の電解質成分が薄まってしまう「水中毒」の危険性がある
2.プール熱、結膜炎などの感染症にかかる危険性がある
3.体力づくりの効果はほとんど認められない

管理のよいスイミングスクールが近所にあるかどうか
よいスイミングスクールとは、1クラスの人数が多くなく、週に数回、1回の練習が30分位の長さ、水温が30℃前後に保たれ、ベビースイミング専任のインストラクターがいる。
水をたくさん飲んだ子がいるかどうかをみるために、スイミングの前後で体重を測定してチェックしている


よく知られているものにプール熱(咽頭結膜炎、アデノ3型ウイルスの感染)がある
この患者がプールに入ったら、消毒液を多量に使っても感染は防げない。プールの水を全部替えなければならない。
普通の結膜炎ですと、一般の消毒液の濃度でも防止可能。




●目に見えない大きな効果
水と肌の触れ合いで皮膚感覚を刺激され、赤ちゃんの脳と体は鍛えられ、発達していく
適度で快適なベビースイミングは、赤ちゃんの睡眠と食欲に大きな影響を与えると同時に脳の発達にも大きな影響を与える。
赤ちゃんの大脳皮質に高度なレベルの知覚投入を行なうことによって、脳の能力が最大限に開発され得る。



●水泳について
水中での息継ぎができるようになるのは2才児以降と言われ、3才児以上になってようやく“水泳技術”を習わせることができるようになる。
赤ちゃんの体温は、32度以下の水温では10分間で1〜2度程度低くなってしまうため、水温が32度以上であっても、プールでは相当の体力を消耗するので、ベビースイミングの時間は、最長でも40分程度で、安全のためにも大抵20〜30分程度と設定されている

満1歳になると水を怖がるようになってしまう。
満1歳になってからベビースイミングを始めた赤ちゃんは慣れるまでに平均25回以上通わなければならない。
6ヶ月でベビースイミングを始めた赤ちゃんは 10〜15回ぐらいで水に慣れるといわれている。
6ヶ月ぐらいから始めると、1歳半ごろには、息継ぎはできないが 5mくらいは泳げるようになる
赤ちゃんの頃は脳の発達が未熟で、動作をいつまでも憶えていることができないため、一旦ブランクがあると、水泳を忘れてしまうことが多いので継続して続けることが大切



必要なこと!
★赤ちゃんのお父さん・お母さんは、「あなたは我が子と、どう接したいのですか?」

一時でもよいから赤ちゃんと離れて、自由に泳ぎたいのですか?
赤ちゃんを、水中運動の道具・ダンベル代わりの重りにして楽しみたいのですか?
インストラクターにお任せして、指示通りに赤ちゃんをコントロールしたいのですか?

★インストラクターの皆さん、「あなたは赤ちゃんのどんな顔を見たいのですか?」

あなたは、お母さんの後ろ髪を惹かれる思いを知りながら、赤ちゃんの泣き声を背に,親の楽しみ?を優先 したいのですか?
赤ちゃんの自由を束縛し、赤ちゃんのリズムを無視して、音楽や号令に合わせあなた自身が、指導に満足している時、赤ちゃんが、不安そうな顔をしているのを知っていますか?