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開運狸

新橋の歴史
乗り入れを新橋になってから、興味本位で周囲の昭和めかしい古いビルを散策。
昔ながらのお店が入っておりなんだかわくわくする。新橋駅前ビル
1号、2号とあるようだ。

個々には開運だ貫と言われるそこそこ背のある狸の像が立っている。
どうも、この狸は歴史にあるらしく調べてみたところ、

「開運狸の由来」
江戸時代の新橋は狐・狸・狼が出没するような所でけもの道が沢山あり人は寄りつかなかった。
明治時代になり鉄道建設の為この近辺の開拓に当たったところ、狸の巣があり子狸が三匹も見つかり、作業員が餌を与え、三つの小屋を作ってあげたと云う。
その場所が丁度このビルの所でした。
子狸がどこかに行った後、残された狸小屋に人が集まって酒を飲んだりしたのでその辺りに飲食街が出来、これを「狸小路」と称する様になった。
「狸小路」は新橋駅前正面にあり、虎ノ門の官庁街に行く人や銀座に遊びにいく人の通り路であり、皆様からも愛される東京の道標となった。
古くから親しまれた「狸小路」はこのビルが建設されて無くなったが、懐かしい思い出を残そうとのことから今回この銅像を建立した。
「開運狸」と命名し新橋駅を見守りながら全国の方々の開運を祈念しております。 平成三年三月

という。クリスマスには着飾るといううわさも。

それにしても駅前ビルはとても神秘的なにおいがプンプン。
昭和のサラリーマンはこういうところで帰る前に一杯ひっかけて帰って行ったのかなぁ。

新橋駅前ビル
http://www.shinbashi.net/13/
港区新橋2-20-15