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さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)


決して、読んでみてあ!そうだったのか!
とすっきりした気持ちにはなれないが、会計学の視点でみるとまぁ〜、理解できる本。
別に経営者でも会計士でもないけど、数字のトリックではないが、根本的に数字を見る力や、直感で感じる損得のインスピレーションは個人的にはあるようだ。
改めてこの本から学ぶことはなかった。
ただ共感した2点について
・1個100円と5個400円で売られているとしたらまとめ買いしたほうがお得な気がするが結局2個しか必要ではなく3個が在庫として残ってしまう。
つまり、2個で400円、残りは処分するコストもかかれば、地球にも易しくない。
つぶれる企業は大量に仕入れて失敗するケースが多い
・50人に一人無料のキャッシュバックキャンペーン!
数字のからくり。一見お得に見える数字のマジック。無料なのは嘘ではない。ただし、そこに何がからくりとして存在するか?
無料と言う言葉と、確率の問題。
50人に一人というのは広告側の立場で言うと、1/50人が無料=0.02つまり、2%が無料になっているわけで、一般のサービスやキャンペーンの3〜5%引きに比べても割引率が低いのである。しかし、人は無料!という言葉に弱いのと、50人に一人と言われるとあたる気がしてしまう。表現の仕方でとてもお得に感じてしまう。