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ハネムーン5日目

朝からヨガ
今日はダイビングが無いので朝から沢山食べても大丈夫


昼間では、嫁と二人で、"結婚テスト"の答え合わせ?をやる


結婚テスト―永遠の愛を誓う前に、彼と私の価値観を最終検定

結婚テスト―永遠の愛を誓う前に、彼と私の価値観を最終検定


本当は結婚前にこういったことってするんだけどね
時間が無かったし、お互いのこと良く分かっていたから。


ふざけた絵が書いてある本なんだけど、中身はなかなかまじめな本。
お互いの思考を把握し、お互いを受けれることが出来るか
そういったことを話し合うための本
我々二人は、良いところ悪いところそれなりに知ってから結婚したので問題ないと思っているけど、世の中そうそう育ってきた環境の違う他人同士が一緒に暮らしあうことって難しいことだと思う。
相手のことを分かろうとする気持ち。
それは、一方的では成り立たず、また、これが保たれていると思っていても、その後きちんとキープしていくことが重要であったり。
たぶんこれからももっと相手をお互い知って、そして補って生きていくのだろう。


その後、ビラの目の前のハウスリーフをシュノーケリング
昼や毎日運んでくれるフルーツを食べて、島の西ビーチでまた、さっきの結婚テストの本の続き。
そんでまた、目の前のビーチでシュノーケリング


贅沢だ。


ビーチパラソルに、チェアで休んでいたらアイスキャンディーや冷えたevianをもってきてくれる。
「あ〜ずっといたい。」


二人でそんなことを言っているところが一般庶民である・・・。
金持ちはそんなこと思わんのだろうな〜




夕方から予約していたスパでLandaaマッサージ
http://www.fourseasons.com/jp/maldiveslg/spa.html

マッサージコース
・AYURVEDIC MASSAGE ABHYANGA
(アーユルヴェディック・アブヤンガ)75分 $100
一人ごとに二人のセラピストが付くという贅沢さ。
嫁と俺で合計4名付くわけだ。
コースを受ける前に自分の髪質、肌質、性格、ストレスに対する反応、等についてアンケートに答える
結果からマッサージに使うオイルを決める


ここからまた面白いエピソードが。
こんなスパなんて男の人は普段やらないでしょ。。。
俺も、そんな一般的な男性のうちの一人であって。。



行ったら、いきなりこれに着替えてと。
みたら、消しゴムくらいのサイズのビニール渡されて
それをあけたら、


ふわ〜っと


ストッキング素材の黒のブーメランパンツ、いや、Tバックの姿に。
Tバックなんて履いたこともないし、しかもこんなスケスケのやわな素材で。。


「なぁ〜
マッサージって上半身だけだよな?」

嫁に聞いてみる

「そうだと思うよ」
 ※淡々と隣で着替えている

「・・・」
 (※どう考えても、何か嫌な予感を感じさせられる格好だ)

一応、モルディブの文化かパレオを男の人も腰に巻くのでその要領でパレオを腰に巻く。
嫁は普通に、女性らしい姿に。
まぁー確かに違和感は無いわな。

一応、プライベートマッサージなので、専用の建物に2人連れてこられている。


そのまま座らされ、足をマッサージ。
それにしてもパレオを巻いているにしてもTバックというのは着心地が悪い。
いっそ、何も履かない方が気持ちいい。
そんなこんなで落ち着かない中、頭のマッサージ。
ようやくマッサージ台に乗せられ。
と思ったら、今まで巻いていたパレオをぺろ〜〜んと!?




きたーー





予想通り!





完全になされるがままのうつぶせ状態、Tバック姿の30代おっさんがマッサージ台にうちあがったのでした・・・。



もう、こうなったら開き直ったほうが勝ち(笑)
完全になされるがまま


頭から足の裏まで二人がかりでオイルマッサージ。
変な気持ちなるのを抑えつつ・・・


力が入ってしまうと気持ちよくないので、ふ〜と力を抜いたら気持ちいい〜〜〜。
結構、腰よりお尻って凝るんだよね。


うとうとしつつも、全身スッキリ。




夕食は昨日ダイビングショップで知り合った、外国人の紳士、淑女のお二人とディナーです。
昨日も片言の英語でどこから来たのかとか、海は綺麗かとか
こっちはハネムーンで、向こうはバカンスでみたいな話をしていたが、確実に格が違うことが話の流れで分かっていた。


でも、食事に誘われたからと嫁も行く気満々で。
若干俺は心配で。
ま、こんなところに来ている人は、だますような人ではなく、ハネムーンナーか、よっぽどの金持ちさんだ。
でもハネムーンにしてはお歳召していてもう少し上だ。
がんばって電子辞書を持参し、めったに出来ない経験。


モルディブで金持ちらしきご夫婦とJapaneseの一般夫婦2名の合計4人のなんともへんてこりんな環境の食事


でも、ご夫婦は我々をMy Friendと言って扱ってくれる
とっても気の優しいお父さんと、ご主人を見守るお母さん
といった感じ。


食事をしながら、ますます、金持ちなことが分かる。
だって、別荘持ってるし、オリーブ畑持ってるし、子供も4人いて、各国にいて。。。
しかも、盛田さんの写真や、出井さんのことも知っていた。
ipodで色々写真を見せてくださった。


が、結果帰ってきてからネットで調べて分かったのことがこのお二人、Dieter Bakic International社の社長
のDieter Bakicさんと、ご婦人のKree Bakicさんだった。
お恥ずかしい。まったく分かりませんでした。


化粧品の容器のデザイナーさんだったんですね。
というか社長さんでした。


だって、ご飯食べていても仕事の話とかしないんだよね
オリーブ作っているって話も趣味だった。
間違って、それ仕事にしているのなんて聞いてしまったもんだから今ながら恥ずかしい。


でも、やっぱり出来た人は顔色ひとつ変えずに、「違うよ、趣味なんだ」
けっして鼻につくような自慢話はしない。
むしろ、楽しそうに、オリーブオイルの作り方とか説明してくれる
当然英語だからなんとなくしか分からなかったけど

「これからSAKURAの季節だね〜日本は」(Dieter氏)
「そうそう。桜は本当に短い期間しか咲かなくて、そのはかなさを日本人は楽しむんだ」(俺)
「う〜ん。1週間くらいだっけ?」(Dieter婦人)
(↑きっとこんな会話していたはず(笑) 雰囲気ね)

お互いの話が理解できたときは、とっても嬉しそうな顔して笑ってくれる。
嫁はアクティブに色々質問していた。
子供に話すようにゆっくり分かるように話してくれた。
だから仕事の話も自分が社長だって事も話さなかったんだろう。
むしろ、僕らのような何も知らない一般日本人と普通の話をすることを楽しんでくれた。
とってもいい人でした。


そして、我々もあ〜いった余裕のある生き方がしたいと思った。
お金は無理だとしても、なんていうか、メンタル面で生きることを楽しんで、夫婦二人で助け合って。
なんかこの世に生まれて、生きていることを心底楽しんでいる感じ。


食事が終わって、ビラに戻ったら、嫁はベッドで爆酔。
今日がモルディブ最後の夜。
でも、とても良い思い出が出来た。

もっと、もっと沢山Stayしたかったな〜。

『Dieter Bakic International』
http://www.bakic.com/

るるぶモルディブ (るるぶ情報版 A 16)

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C08 地球の歩き方 モルディブ 2008~2009

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