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親父とさし

金曜日の予定がずっと詰まっていた。
そして来週以降も。

今週だけふと時間が出来たので親父と二人っきりで飲もうとメールで誘った。
生まれて始めての父親とのさし。

男同士の飲み

昔から父とは二人で飲みたかったが、恥ずかしいのか何なのか
あまり2人で飲もうよ
なんてのは言えなかった。

結婚してから、親のありがたみを分かるってのは本当だ。
まだ子供出来ていないけど、親の偉大さは気がついていても
きっかけがないとなんだかその殻を割ることが出来ない

結婚してからか、なんだか対等に話をしたいと思えるようになってきた。
今回も何か話そうってわけでもなく
ただ、二人で飲み交わす
って事に意味があったのかもしれない。

思った以上に
とても楽しかった。

親子と言うよりは親父も、俺のことを一人の男として見て話をしてくれた。
何よりもそれがうれしかった

結婚したことによって、一人の男として見てくれている
それがうれしかった。