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ハロウィン

友人宅にてハロウィンパーティー
ハンズで買ってきた、マスクでちょっとハロウィン気分。
生まれては初めてハロウィンパーティーやったかも・・・
でもハロウィンの由来ってあんまり知らないな。。
ということでいつもの如く調べる

ハロウィンの歴史
日本でいうお盆の時期。
お盆は地獄の釜の蓋が開いて死者の魂がこの世に戻ってくる日とされている。
ハロウィンは秋に行われるキリスト教の行事。
日本のお盆は迎え火をして死者の魂に帰ってくるところを教えるが、ハロウィンの場合は、死者の魂だけでなく魔物もこの世にやってくるため、魔物に魂をとらないよう、人間が魔物の格好をして防ぐことから仮想することが始まり。

なんでかぼちゃか?
Jack-O'-Lantern(ジャックオゥランタン)という名前が付いていて、日本語で訳すと『ジャックの灯り』
ジャックという老人の霊がこの灯りを持って、これがカボチャになったというわけである。

『Jack O' Lantern's story』
舞台はアイルランド。
その昔その国にジャックという名前の男がいた。
ジャックはお酒が好きでいつも飲んだくれ。
ジャックはケチで乱暴者で人をだましてばかりいた。
あるハロウィーンの夜のこと、ジャックはいつものように酒場で飲んで酔っ払っていると、地獄からやってきた悪魔に出会った。
ハロウィーンの夜はこの世とあの世の境がなくなり、その時だけ時間がとまってしまう。
この時を狙って多くの悪魔が人間に取り付こうとやってくる。

悪魔は「お前の魂をとってやる。」と言ってジャックの魂を奪おうとした。
ジャックは魂をとられたくない。
ジャックは悪魔にこういった。
「わかった。わしの魂をあげよう。でもその前に酒を一杯ご馳走してくれ。」
一杯くらいいいかと悪魔は思い、その一杯のお酒を買うお金に変身した。
すると、ジャックはお金に変身した悪魔をすばやく自分の財布の中に入れた。
悪魔は財布から出たいが、ジャックが財布の口を固く閉じていて出られない。
「出せ!出してくれ!」と悪魔は言う。
ジャックは「出して欲しければ取引をしよう。」と。
「何でも聞くから出してくれ!」
ジャックは悪魔にこれから10年間はジャックから魂をとらないと約束させて、悪魔を財布から出してあげた。

そして10年の月日が経ち。
ジャックがハロウィーンの夜に道を歩いていると、またあの悪魔と出会う。
「今度こそお前の魂をもらう。」
ジャックは悪魔にこう言う。
「わかった。わしの魂をあげよう。でもその前にあの木になっているリンゴを一つとってくれないか?」
悪魔はリンゴくらいとってやってもいいかと思って木に登った。
すると、ジャックはすばやく木の幹に十字架を刻んだ。
悪魔は十字架が怖くて下に降りることができない。
「降ろしてくれ!頼むから降ろしてくれ。」
ジャックは「降ろして欲しければ取引をしよう。」と。
ジャックは悪魔に自分の魂を絶対にとらないことを約束させて悪魔を木から降ろしてあげた。

何年か経ち、ジャックは年をとって死んでしまった。
天国に行こうとしたジャックは生きている時にケチで乱暴者だったために天国には行けなかった。
仕方なく地獄の門をたたいたジャックはそこに立っているあの悪魔と出会う。
「地獄へ入れてくれ。」とジャックが頼むと、
悪魔は「お前の魂はとれない。だって、約束したからな。」
と言って地獄へ入れてくれない。
ジャックは困り果て、「だったらどこへ行けばいいんだ?」と悪魔に尋ねると悪魔は「元いた所へ戻るんだ。」と言った。
ジャックは来た道をトボトボと戻りはじめる。
その道はとても暗く、風がひどく吹く、真っ暗では道がわからない。ジャックは悪魔に頼んだ。
「わしに明かりをくれ。暗くて道がよく見えないから。」
悪魔は地獄で燃えている火の塊を一つジャックにあげた。
ジャックはその火の塊をカブの中に入れてちょうちんを作る。


そしてそのちょうちんを持ってこの世とあの世をさまようようになった。というのが、これが行く当てもないジャックの旅の始まり。

いつしか、ジャックの持つちょうちんが死んだ人々の魂のシンボルとなる。
この話がアメリカに伝わるとカブがカボチャになった。
アメリカではカブにあまり親しみがなく、カボチャがたくさん採れたのでカボチャでちょうちんを作るのが一般的になっていったようだ。