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ボトルキャップ『34.ANAKIN SKYWALKER[2]』

【アナキン スカイウォーカー】*1

予言から生まれた子、アナキン・スカイウォーカーは、おそらくフォースの意思そのものによって産み落とされたと考えられている。彼は銀河系の歴史に光と闇の時代をもたらし、決して忘れられない功績と汚点を残したのだった。
少年時代をタトゥイーンで奴隷として過ごしたアナキンは、母シミと共にガーデュラ・ザ・ハットからトイダリアンのジャンク商人ワトーへと売却された。彼はワトーの店で様々な機械や技術に関する知識を身に付け、どんな機械でも修理できるという評判を得る。その能力を生かし、9歳のアナキンは母親の仕事を手伝わせるためにプロトコル・ドロイドのC-3POを組み立てた。彼は親切で無私無欲な少年だったが、決して素直というわけではなく、頭に血が上るとついつい競争心が沸き立つこともあった。ポッドレースのような無謀な競技への執着心もその現れの1つである。
アナキンはポッドレーサーを操縦できる唯一の人間だった。彼は小柄な体格からレーサーの小さなコクピットにも座ることができ、驚異的な反射神経によってエイリアン種族と対等に戦うことができたのだ。この反射神経はフォースによってもたらされたものである。彼は物事が起こる前にそれを予見し、行動することができたのだ。
アナキンのフォースへの感受性とレースの才能は、彼をジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンと、ナブーの若き女王、アミダラに引き合わせた。通商連合によるナブー封鎖を逃れた彼らは、連合の攻撃によって損傷した船を修理するための部品を必要としていた。そこでアナキンは複雑な賭けの対象となったブーンタ・イヴ・クラシックのレースで見事優勝し、クワイ=ガンが必要としていた宇宙船の部品のみならず、自由を手にすることになる。しかし、母親を奴隷から解放することはできなかった。
クワイ=ガンはこの少年のフォースに才能を見出し、信じられないほどのミディ=クロリアン値を検出していた。アナキンはジェダイになる夢をかなえるべくクワイ=ガンと共にコルサントへ修行に向かうが、それは母との別れを意味する。しかし、彼はいつか母を解放するためタトゥイーンに戻ると誓い、シミとC-3POを残して旅立っていったのである。
ジェダイ評議会の前で、クワイ=ガンはアナキンが古代の予言でフォースにバランスをもたらすとされる「選ばれし者」であると主張した。だが、彼の未来が曇っていることを予見した評議会は、修行を始めるには歳を取りすぎていると断言し、アナキンの訓練を禁止する。しかし、アナキンの勇敢な活躍によって通商連合軍が敗退し、ナブーが解放されると、評議会は前言を撤回してアナキンの修行を認めるのだった。このとき既にクワイ=ガンは謎のシス卿によって倒されており、アナキンは彼の弟子だったオビ=ワン・ケノービのパダワンとなったのである。

その後約10年にわたって、師弟は強い絆で結ばれていた。オビ=ワンは慎重に訓練を与えていたが、衝動的で冒険心の強い19歳のアナキンは自信に溢れた頑固な青年へと成長していった。彼の無謀さは何度も師匠を悩ませたが、それでも2人は親友だった。多くの点で、アナキンはオビ=ワンを自分にいなかった父親として見ていたのである。
そのころ、共和国は一大事件に揺れていた。元ジェダイ・マスターのドゥークー伯爵による分離主義運動をきっかけとし、有力企業をはじめとする数千の星系が共和国からの脱退を宣言したのである。この政治的緊張状態はやがて武力衝突へと発展し、ジェダイ騎士団だけでは共和国の平和を守りきることができなくなりつつあった。そのため、銀河元老院はパルパティーン最高議長の指揮の下、分離主義勢力の武力に対抗すべく独自の軍隊を設立しようという法案を審議しはじめたのだった。
そのころナブー選出の元老院議員となっていたパドメ・アミダラは、この法案に反対票を投じるためコルサントへと到着するが、謎の暗殺者による襲撃を受ける。囮作戦によって一命は取り留めたものの、暗殺の脅威は失われていなかった。パルパティーンはジェダイ評議会を通じてオビ=ワンとアナキンに議員の警護を要請する。アナキンはこの10年間、ことあるごとにパルパティーンに助言を求め、彼を心から尊敬するようになっていた。そしてオビ=ワンが暗殺者の黒幕を捜索している間、アナキンはパドメを守るため彼女と共にナブーへと向かう。やがて2人の間には禁断の愛が芽生えていくのだった。
そのときアナキンは母の身に危険が起こっていることを察知する。不安と衝動に駆られた彼はタトゥイーンへ急行し、シミの捜索を開始した。アナキンは母が既にワトーのもとから解放され、モス・アイズリーの外れの水分農場に嫁いでいたことを知る。しかし、彼女はタスケンの盗賊たちにさらわれていた。アナキンはシミを救出するため単身でタスケンのキャンプに侵入し、母と10年ぶりの再会を果たす。だが、それがスカイウォーカー親子にとって最後の瞬間となるのだった。母を殺された怒りで自我を失ったアナキンは、ライトセイバーでサンド・ピープルたちを皆殺しにしてしまう。アナキンの心の中にダークサイドが増した瞬間、遠く離れたコルサントではヨーダが若きスカイウォーカーの未来に暗雲を感じていたのだった。
シミの嫁ぎ先だったラーズ家の水分農場で母に最後の別れを告げたアナキンは、オビ=ワンがパドメ暗殺の首謀者を突き止め、分離主義者たちに捕らえられたことを知る。アナキンとパドメは評議会の命令を無視してオビ=ワンのいるジオノーシスへと向かうが、逆に師と共に捕らえられ処刑闘技場へと送られてしまう。だが、彼らは難を脱し、増援に駆けつけたジェダイ騎士団と共に壮絶な戦いを繰り広げる。分離主義勢力のドロイド軍は圧倒的な数でジェダイたちを追い詰めるが、何者かによって密かに製造されていた共和国のクローン部隊が到着したところで形勢逆転となった。アナキンとオビ=ワンは逃走するドゥークーを追跡し、かつてのジェダイ・マスターと対峙する。だが、伯爵は2人をフォースで圧倒し、アナキンは右腕を斬り落とされてしまう。絶体絶命の危機に瀕した2人を救ったのはヨーダだった。ドゥークーは敗走し、ジオノーシスの戦いは共和国の勝利で幕を下ろすことになる。だが、この戦いを皮切りに、銀河系はクローン大戦という暗黒の時代へと突入するのだった。
失った右腕を機械の腕に置き換えたアナキンは、アミダラ議員の護衛として再びナブーへと向かう。このとき2人は、初めて禁断の愛を育んだ湖畔にナブーの聖者を招き、C-3POR2-D2の祝福を受けながら秘密の結婚式を挙げたのである。これは2人にとっての新しい人生の始まりだったが、同時に、アナキンにとってはやがて訪れる破滅への第一歩となるのだった。

パダワンとしての訓練期間を抑制の辛い演習であると見なしていたアナキンは、クローン大戦が自身の人間性を形作るより大きな挑戦であることを思い知らされた。この数百年の間に共和国を襲った最も激しい戦争を通じてオビ=ワンに師事していた彼は、事実上絶えることのない戦いに晒されていたのである。だが平和と忍耐を重んじるジェダイ規範も、アナキンがクローン大戦の戦闘を通じて活力を得ていくことを妨げることはできなかった。彼は戦いの中に生きがいを感じ、強大なフォースに更なる磨きをかけていく。様々な局面で不可避と思われた敗北を、独力で勝利へと変えていったのもアナキンだった。ケイト・ニモイディアをはじめとする多くの惑星での戦いで、アナキンとオビ=ワンは伝説的な名声を得ることになる。市民たちは共和国の至るところで2人のジェダイの英雄を褒め称え、アナキンはその大胆な功績によって「恐れを知らない英雄」の異名で知られるようになった。ジェダイの禁欲主義はこのような状態を決して良しとしないが、彼は既に銀河にその名を轟かせる英雄となっていたのである。
だがこうした事実も、決してこの戦争が生易しいものだったことを示しているのではない。分離主義勢力は幾度となく攻勢を強め、アナキンはジェダイ騎士団への誓いが自らの力を抑制していると考えるようになっていたのだ。彼はこの暗黒の思想(これはかつてタスケンの集落で彼を襲った感情と同じものである)を決して仲間のジェダイには打ち明けなかった。アナキンはこの道のりが更なる力への入り口であることを知っていたが、同時にそれがダークサイドへ至る道であることも心得ていたのである。だが、彼にはこうした悩みを気兼ねなく打ち明けることのできる人物が1人だけ存在していた。ナブーの英雄となった日から彼の良き理解者であり続けたパルパティーン議長である。パルパティーンはアナキンの才能を無条件に褒め称え、アナキンも彼をあらゆる点で自分を認めてくれる唯一の理解者であると感じていたのだ。
アナキンにとってのもう1つの悩みは、愛する妻の不在だった。クローン大戦の間、パドメと会うことのできない日々が何週間、何ヶ月と続いたのである。彼女も献身的な元老院議員としてこの戦争を注視していたが、進行中の戦いに関する散発的な報告が寄せられるなか、彼女の関心の的は極めて個人的なものとなっていく。特に5ヶ月続いたアウター・リムでの激戦は、2人の心を大きく引き裂いたのだった。
そしてクローン大戦最後の年、アウター・リムに派遣されていたアナキンとオビ=ワンのもとに衝撃的な知らせが届けられる。コルサントが攻撃されているというのだ。愛する妻と最も信頼すべき友人であるパルパティーン議長のいる惑星が、無慈悲なグリーヴァス将軍とその配下のドロイド軍による猛攻に晒されていたのである。共和国の心臓部への打撃を回避するため、オビ=ワン、アナキン、そして彼らの率いる共和国軍がコルサントへ向かう。この行動の背後には、アナキンの激しい決意が伴っているのだった。グリーヴァス将軍の旗艦<インヴィジブル・ハンド>に侵入したオビ=ワンとアナキンは、明らかな罠と知りつつも目的に向かって進んでいく。そして、彼らは捕らわれのパルパティーン議長を発見し、そこで再びドゥークー伯爵との対決を迎えるのだった。
2人のジェダイはシス卿とライトセイバーを交えるが、オビ=ワンはドゥークーの強大なフォースに屈し、意識を失ってしまう。ドゥークーは1人になったアナキンを執拗に挑発し、ダークサイドへと誘惑するのだった。だが、両者は激しく光刃をぶつけ合い、ついにアナキンがシス卿の両腕を切断することで決着をつける。アナキンは無防備なドゥークーに止めを刺すことをためらうが、パルパティーンは彼を殺せと命令し、若きジェダイは湧き上がる力によってシス卿の首を切り落とした。アナキンは自分の行為について後悔するが、パルパティーンは必要な行動だったと賞賛する。議長曰く、ドゥークーは生かしておくにはあまりにも危険すぎる男だったのだ。
アナキンはオビ=ワンとパルパティーンを連れて<インヴィジブル・ハンド>からの脱出を図るが、ドゥークーの死によってドロイド軍の実質的リーダーとなったグリーヴァス将軍に捕らえられてしまう。しかし、ジェダイたちとドロイド軍との乱闘の末、グリーヴァスは船を放棄して逃走し、アナキンは共和国軍からの攻撃によって後方が大破した<インヴィジブル・ハンド>で、コルサントへの不時着を強いられることになる。だが、このときも彼は驚異的な操縦能力を披露し、首都の無人の滑走路に大胆な着陸を成功させたのだった。ドゥークーを倒し、議長を救出したアナキンは、共和国最大の英雄として大勢の議員たちに迎えられたのである。
また、コルサントでアナキンはようやく愛するパドメとの再会を果たした。2人は待ち焦がれていた愛を確かめ合うが、状況は極めて複雑な方向へと展開していく。パドメが夫に妊娠したことを告げたのだ。これが2人にとって新たなる喜びとなったことは間違いないが、同時にこの結婚をどのように秘密のまま保っていくかという難問を提起することになる。アナキンはプラスの方向へと考えようと努力するが、フォースの意志は逆だった。母を失ったときと同じ悪夢が訪れ、パドメの出産による死のビジョンを映し出したのだ。
妻を案じるアナキンの肩に、さらに大きな重しがのしかかる。謎のシス卿ダース・シディアスを追跡していたメイス・ウィンドゥが、パルパティーン議長の周辺にシスの存在を確信しており、彼を父親として慕うアナキンは複雑な立場に追い込まれていたのだ。クローン大戦が長引くなか、パルパティーンの政権はますます独裁色を強めていき、評議会も彼の動機に疑いの目を向けるようになる。彼らはパルパティーンがジェダイ評議会を議長オフィス専用の道具にしようとしていると感じていたのだ。そのため、評議会は早急に議長から非常時特権を剥奪する必要があると考え、戦争の終結、すなわちグリーヴァス将軍の逮捕を最優先課題としたのだった。

一方で、パルパティーンはアナキンを信頼していた。彼はアナキンを私的な代理人としてジェダイ評議会に推薦し、評議会もその意向を受け入れる。評議会の真意はアナキンをスパイとして議長オフィスに出入りさせ、パルパティーンの行動を監視するというものだったのだ。これはアナキンにとって明らかな背信行為だった。オビ=ワンから非公式にこの任務を聞かされたアナキンはますます混乱し、評議員となった自分をジェダイ・マスターに昇格させない評議会への不満を増大させていく。アナキンは評議会に在籍する時代遅れのマスターたちよりも自分のほうがはるかに強いと考えており、この処遇はマスターたちによる自分への嫉妬だと受け止めたのだった。
そして、パルパティーンに呼ばれ、ギャラクシーズ・オペラ・ハウスを訪れたアナキンは、最大の混乱を生じさせることになる。議長はアナキンにグリーヴァス将軍の居場所を突き止めたことを伝えるが、その中でアナキンの扱いについて評議会を痛烈に批判したのだった。彼はアナキン以外のジェダイが保身のために彼を排除しようとしていること、ジェダイとシスの間には本質的違いがないことなどを話し、若きジェダイに次々と動揺を与える。彼の混乱を決定的なものにしたものは「賢者ダース・プレイガスの悲劇」と呼ばれるシスの伝説に関する話だった。パルパティーン曰く、ダース・プレイガスはミディ=クロリアンを操作して生命を作り出し、愛する者を死から救うことができたという。これはシスのみが知る神秘的な力であり、ジェダイからは決して学ぶことのできないものだというのだ。パドメの死を予見していたアナキンは、この伝説を真剣に聞き、彼女を救う手がかりを手にしたのである。
評議会に戻ったアナキンは、またしても屈辱的な扱いを受けた。パルパティーンは彼をグリーヴァス討伐任務に就かせるよう推薦していたが、評議会はその役目をオビ=ワンに与えたのである。アナキンは力をもてあましたままコルサントに残され、オビ=ワンとグリーヴァスが交戦をはじめると、そのことを議長へ伝えるよう命じられる。しかし、パルパティーンは戦争のことには触れようとせず、再びアナキンに評議会への批判を植え付け、ついに自らの正体にまで言及したのだった。パルパティーンこそが評議会の追い求めていたダース・シディアスだったのである。シディアスはシスの側に付けば妻を救うための秘術を手に入れることができると告げ、アナキンをダークサイドへと誘惑する。彼は悩める若きジェダイに、規則も規範も境界もない、自由なフォースへの道を示したのだった。
アナキンはさっそくこの事実をメイス・ウィンドゥに伝え、議長の逮捕に自分も同行すると訴える。しかし、ウィンドゥはアナキンの判断力に迷いを感じ、同行を禁じるのだった。ウィンドゥは聖堂に残っていた屈強の剣士3人を従えて元老院へと向かい、アナキンは1人で評議会の会議室に残される。だが、メイスがパルパティーンを殺害すれば、パドメを救う唯一の道が閉ざされてしまう。アナキンは自制心を失い、元老院へと急ぐのだった。
議長のオフィスでは、3人のジェダイを殺害したパルパティーンが、最後の1人となったウィンドゥに追い詰められていた。両者は互いに相手を反逆者だと叫ぶが、アナキンの目には、パルパティーンはもはや戦う力を失った弱々しい老人でしかなかった。しかし、メイスはシスを生存させることの脅威を訴え、パルパティーンを殺そうとする。若きジェダイは双方の忠誠の間で激しく動揺するが、彼の中で最後に勝ったのはパドメへの果てしない愛情だった。彼は2人の戦いを終わらせるべく、ライトセイバーを起動させ、議長に振り下ろされたメイスの腕を切断する。すると、突如としてパルパティーンが反撃へと転じた。彼はダークサイドの電撃によってもはや抵抗できないウィンドゥを殺害し、このときアナキンは戻ることのできない一線を越えてしまったことに気づいたのである。
メイス・ウィンドゥの死によって、アナキンはダークサイドへの道を開いたのだ。彼はシスへの忠誠を宣言し、ダース・シディアスの前に跪く。これを喜んだシディアスは、アナキンに新しい名前、ダース・ヴェイダーを与えると、新しい力と知識を約束するのだった。また、シディアスは、ジェダイこそが共和国の平和を乱す元凶であると告げ、新たなる弟子にジェダイ聖堂への奇襲と分離主義勢力の幹部たちの抹殺を命じる。シスこそがこの戦争を終結させ、銀河系に平和と秩序をもたらすことになるのだ。

シス卿となったアナキンはクローン・トルーパーの大軍を率いてジェダイ聖堂へと向かう。彼は聖堂に残っていたジェダイを容赦なく斬り捨て、幼い子供たちさえも一人残らず葬っていった。ダース・ヴェイダーには、もはやかつての友人からの説得も、愛する者からの懇願も、まったく意味をなさない。そして、彼はムスタファーに潜伏していた分離主義勢力の幹部たちを全滅させ、クローン大戦に終わりをもたらしたのだった。彼を制止しようとしたパドメは、夫がダークサイドに堕ちたことに衝撃を受け、生きる希望を失ってしまう。皮肉にも、ダークサイドの激しい怒りによってパドメの死の悪夢を実現させたのは、アナキン自身だったのだ。
最後の望みをもってアナキンの堕落を阻止しようとするオビ=ワンは、ライトセイバーでかつての弟子との激しい戦いを繰り広げる。最終的に、ヴェイダーはこの戦いで肉体の多くを失う損傷を受け、パルパティーンから生命を維持するためのサイボーグ移植を施されることになった。このとき、アナキン・スカイウォーカーの純粋かつ無邪気な個性は外見上から永遠に失われ、ダース・ヴェイダーが銀河系を闇で覆ったのである。彼はパルパティーン皇帝の第1の従者となり、皇帝の厳格な新秩序を公布させるためのあらゆる責任を負ったのである。
そして約20年後、タトゥイーンで隠遁生活を送っていた老オビ=ワンは、ジェダイにとっての新たなる希望、ルーク・スカイウォーカーにフォースの修行を開始する。彼はアナキンがダークサイドに転向する前に残していた息子だった。ルークは運命に従って銀河内乱に参加し、ヤヴィンの戦いで反乱軍の英雄となる。だが、自分の本当の素性を知らないルークはクラウド・シティでヴェイダーと対戦し、相手が父親だったという衝撃の事実を知らされる。そして、父をダークサイドから救い出そうと考えた彼は、ヴェイダーとの再対決に挑み、ついに父を屈服させたのである。
この戦いの直後、パルパティーンは自らの誘いを敢然と断ったルークの抹殺を試みる。しかし、皇帝の攻撃に苦しむルークが父に助けを求めると、改心したアナキンはジェダイへの帰還を果たし、最後のシス卿を滅ぼした。こうしてフォースにバランスがもたらされ、選ばれし者アナキンはクワイ=ガンの予見を成就させたのである。この戦いで重傷を負ったアナキンは息子の見守るなか、静かにその激動の人生を終えるが、反乱軍の祝勝会でルークの前に現れた彼の魂は、紛れもなく若き日のジェダイ騎士、アナキン・スカイウォーカーのものだった。

出身:タトゥイーン
種族:人間
性別:男性
身長:135cm(子供)185cm(大人)
武器:ライトセーバー
ビークル:ラドン・アルザー社製 620C ポッドレーサー N-1 スターファイター ホットロッド・スピーダー
特別改造 ジェダイ・スターファイター ジェダイ・スターファイター
所属:ジェダイ
ブーンタ・イヴ・クラシック

*1:参照資料:http://www.starwars.jp/databank/character/jedi01.html#anakin_skywalker